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NEW HORIZON NOTE #4

2026年8月19日

「終わりじゃなく、ここから始まる」——NEW HORIZONという名前に込めたもの

BARBER NEW HORIZON。

この店名は、最初から壮大なコンセプトを考えて付けた名前ではありませんでした。

たまたま頭に浮かんだ「NEW HORIZON」という言葉。

その意味を改めて調べてみると、当時の自分自身の状況と、不思議なくらい重なったといいます。

今回は店主・杉本飛鳥に、NEW HORIZONという名前の始まりと、その先に見ている景色について聞きました。

「NEW HORIZONって、なんだっけ?」

Question

「NEW HORIZON」という店名は、どうやって決めたんですか?

杉本飛鳥

最初は、なんとなく見つけたという感じなんですよ。

「NEW HORIZONって、そういえばどういう意味だっけ?」と思って調べてみたんです。

そうしたら「新しい地平」というような意味があって。

地平線から太陽が昇ってくるような、新しく何かが始まっていくイメージですよね。

それが、その時の自分とすごくマッチしたんです。

名古屋が終わった。でも、自分は終わりじゃない。

Question

当時の自分とマッチした、というのは?

杉本飛鳥

名古屋での仕事が終わって、一つ区切りがついた時だったんです。

そこで、

「これで終わりじゃないんだよね」

「まだ、ここからなんだよね」

と思った。

名古屋での時間が終わって、今度は自分で新しく事業を始める。

そのタイミングと「NEW HORIZON」という言葉が合ったんですよね。

地元・静岡でも、お客様はゼロから。

Question

静岡は地元ですよね。それでも独立する怖さはありましたか?

杉本飛鳥

もちろんありました。

地元ではあるんですけど、お客様はゼロからです。

友達や知り合いが来てくれることはあっても、それだけでお店が成り立つわけではありません。

そこは最初から当てにはしていませんでした。

だから、本当にゼロからお客様を増やしていく。

そこへの怖さはありましたね。

でも、一度「ゼロから」を経験していた。

Question

それでも独立できたのは、なぜでしょう?

杉本飛鳥

自信はありました。

名古屋でも、僕は地元の人間ではありませんでした。

そこで店長になって、自分のお客様がしっかり付くようになるまで、一から積み上げてきた経験があったんです。

だから静岡へ帰ってきた時も、

「名古屋で一度できたんだから」

という気持ちはありました。

5年はかからないだろうと。

もう、最短でいくしかないなと思っていました。

新規のお客様だからこそ、時間を取る。

Question

実際にNEW HORIZONを始めて、最初に意識したことはありますか?

杉本飛鳥

最初は全員、新規のお客様です。

僕のことを知らないし、僕もその人の髪を切ったことがない。

だからカウンセリングも全部一からですよね。

絶対に一人ひとり時間がかかると思っていたので、最初から時間は多めに取るように設定しました。

名古屋で自分がどうやって経験を積んできたのか。

なぜ静岡へ戻ってきたのか。

そういう自分自身のストーリーも含めて、お客様に伝えることができました。

結局、

「自分をぶつけていくしかない」

と思っていましたね。

名前は、意外と偶然だった。

Question

今振り返って、「NEW HORIZON」という名前にして良かったと思いますか?

杉本飛鳥

最初からものすごくこだわって付けた名前ではないんですけどね。

たまたまです(笑)。

英語の教科書でも聞いたことがある名前だから、それで覚えてもらえたらいいな、くらいのところもあります。

でも結果的には、自分が新しく始めるタイミングに合った名前になったと思います。

次に見ている「NEW HORIZON」は?

Question

名古屋での5年間が終わり、静岡でNEW HORIZONが始まりました。

では今、次に見ている景色はありますか?

杉本飛鳥

直近だったら、もちろん売上を伸ばしたいというのはあります。

でも、働きすぎて体を壊してしまったら意味がない。

まずは、自分のメンタルと体をしっかり整える。

万全の状態で仕事ができるように、自分自身をメンテナンスしていくことですね。

そして、まずは今の状態を3年続ける。

そこを一つの目標にしています。

3年後は、一人では見られない景色へ。

Question

3年後、NEW HORIZONはどうなっていたいですか?

杉本飛鳥

関わる人を増やしていきたいですね。

お客様だけじゃなくて。

一緒に仕事ができる仲間だったり、NEW HORIZONを通じて関わる人だったり。

具体的に「こういう人」と決まっているわけではありません。

まだ、そこは分からないです。

でも、一緒に仕事ができる仲間を増やしていけたらいいなと思っています。

地平線の先は、まだ決めなくていい。

「NEW HORIZON」という名前は、綿密に考え抜いて生まれたものではありません。

けれど、名古屋での一つの時間を終え、ゼロから静岡で店を始めようとしていた自分に、その言葉は重なりました。

そして、NEW HORIZONを始めた今も、まだゴールではありません。

まず自分自身を整える。

今の店を3年続ける。

そして少しずつ、関わる人を増やしていく。

その先に何があるのかは、まだ分からない。

だからこそ、NEW HORIZONなのかもしれません。

一つの景色にたどり着けば、その先にまた、新しい地平が見えてくる。

BARBER NEW HORIZONは、まだその途中にいます。