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NEW HORIZON NOTE #5
2026年8月20日
顔剃りって、実際何がいいの? 自分で剃るのとは違う「床屋のシェービング」
「ヒゲなら家でも剃れるし、わざわざ床屋で顔剃りをする必要ってある?」
そう思っている男性もいるかもしれません。
確かに、ヒゲを短くするだけなら自宅でもできます。
でも、床屋の顔剃りは「ヒゲを剃る」だけではありません。
自分では処理しにくい産毛、眉まわり、鼻の脇、首まわり。
そして、温かいタオルや泡に包まれる時間そのもの。
今回はBARBER NEW HORIZON店主・杉本飛鳥に、床屋の顔剃りについて聞きました。
まず単純に、人にやってもらうと気持ちいい。
Question
顔剃りって、実際どんなところがいいんですか?
杉本飛鳥
まず単純に、めちゃくちゃ気持ちいいですよ。
何でもそうだと思うんですけど、自分でやるのと人にやってもらうのって違うじゃないですか。
横になって、温かいタオルを乗せてもらって、顔を剃ってもらう。
まず、その時間自体が気持ちいいと思います。
顔に刃物を当てるからこそ、技術が必要。
Question
理容師の顔剃りは、普通のヒゲ剃りとは違うんですか?
杉本飛鳥
やっぱり刃物を直接肌に当てる仕事なので、技術が必要です。
きちんと技術を身につけていなければ、肌を傷つけてしまう可能性があります。
だから、ただカミソリを動かしているだけではありません。
肌の状態や毛の生え方を見ながら、刃を当てていきます。
そういうところは、理容師の技術が出る部分だと思います。
NEW HORIZONの顔剃りは、まず「蒸す」ところから。
Question
実際には、どんな流れで顔剃りをするんでしょう?
杉本飛鳥
NEW HORIZONの場合は、まずヒゲを柔らかくするための軟化剤を顔に塗ります。
そのあと、ホットタオルで顔を温めます。
ヒゲと肌を温めて、剃りやすい状態にしてから、ハケを使って泡を顔に乗せていきます。
いきなりカミソリを当てるわけではないんです。
肌への負担をできるだけ抑えながら、剃りやすい状態を作ってからシェービングに入ります。
自分では気づきにくい「産毛」まで整える。
Question
自宅でT字カミソリを使うのとは、どこが違いますか?
杉本飛鳥
ヒゲ自体は、自分でも剃れますよね。
でも意外と残っているのが、顔の産毛なんです。
例えば眉毛の周り。
目の下。
鼻の脇。
あとは首まわりですね。
自分では見えにくいところにも細かい毛があります。
近い距離で人と話した時って、そういう細かいところが意外と見えるんですよ。
そこまできれいに整えられるのが、床屋の顔剃りの良さだと思います。
古い角質も一緒に取り除かれる。
Question
顔剃りをすると、見た目にも変化はありますか?
杉本飛鳥
ありますね。
産毛を剃る時に、肌表面の古い角質も一緒に取り除かれます。
だから終わった後は、すごくスッキリします。
「皮が一枚めくれたみたい」と感じるくらい、肌が明るく見える方もいると思います。
ヒゲだけじゃなくて、細かい産毛までなくなるので、顔全体が整って見えるんですよね。
子どもの頃とは、感じ方が変わるかもしれない。
Question
昔、床屋で顔を剃ってもらった経験がある人もいますよね。
杉本飛鳥
子どもの頃だと、くすぐったかったという記憶がある人もいると思います。
でも、大人になってから改めてやってみると、全然感じ方が違うと思いますよ。
「あ、これ今までやってなかったの、もったいなかったな」
って思ってもらえるんじゃないかな。
一度、大人になってからの顔剃りを体験してみてほしいですね。
眉毛まで、バーバーで完結する。
Question
最近は男性でも眉毛を整える人が増えていますよね。
杉本飛鳥
そうですね。
眉毛も自分でできますけど、面倒だったり、左右を揃えるのが難しかったりします。
そういう部分も、床屋なら顔剃りと一緒に整えられます。
髪を切って、顔を剃って、眉毛も整える。
月に一回来るだけでも、身だしなみをまとめて整えられる。
それはバーバーの良さだと思います。
「ヒゲを剃る」ではなく、「顔を整える」。
自宅でヒゲを剃ることと、床屋で顔を剃ってもらうこと。
同じ「シェービング」でも、その目的は少し違います。
自宅では処理しにくい細かな産毛まで剃る。
眉まわりを整える。
肌表面の古い角質を取り除く。
そして何より、自分では何もしない時間を過ごす。
髪を切って終わりではなく、
髪も、ヒゲも、眉も、顔全体も整えて帰る。
それが、床屋で顔剃りをする一番の魅力なのかもしれません。
